【神】

神は全ての属性の魔術を使うことができ、それを神業(しんぎ)と呼ぶ。


創造神

世界を創造した者。

神々を従え、世界を見守っている。創造神の死は世界崩壊を意味する。

通称『果てなく飛び交う音色を紡ぐ者』と呼ばれている。

不老である。不死に近いが、神を殺す能力や力が弱まっている時は限りなく人間の体に近くなり、死に至らすことが可能である。



見届ける者

三女神。世界を見届ける存在。三女神の中では新しい神であり、一番の力を持つらしい。

世界を壊す力、救う力、そして、世界の理を変える力を持っている。

仮に創造神が死んだとしても、見届ける者が生きていて、世界を救うことを望めば世界崩壊を止める事が出来る。

とある女神と神を愛した人間の間の子供らしい。限りなく人間に近く、不老ではない。



道を開く者

三女神。様々な道を開ける存在。

命を持たぬものに命を吹き込むことが出来る。時には言葉で道を示し、迷い人の道標にもなる。

不老である。不死に近いが、神を殺す能力や力が弱まっている時は限りなく人間の体に近くなり、死に至らすことが可能である。



回想する者

三女神。他者の過去を見通す力を持つ。魔力は三女神の中で一番低い。

不老である。不死に近いが、神を殺す能力や力が弱まっている時は限りなく人間の体に近くなり、死に至らすことが可能である。



不死鳥

命を司る、虹色に輝く鳥の姿をした神。人間の男性の姿になることもできる。

魂を保管し、死者を生き返らせることができる。

破滅神の遺跡や神々の楽園で生と死を握る不死鳥の亡骸を祭壇に捧げると、神々を殺すことが出来る。(紅の魔術師が作った仕組み)

不老である。不死に近いが、神を殺す能力や力が弱まっている時は限りなく人間の体に近くなり、死に至らすことが可能である。



魔族・悪魔

魔族は不老であるが不死ではない。

魔族は産まれた時から七つの属性の魔術と、魔族特有の術、魔業(まぎ)が使える。後の時代には悪の魔術を使うとして悪魔と呼ばれるようになる。

※魔族について詳しくは『一筋の光あらんことを』四章-4‥‥悪魔にて。



エルフ

長く鋭い耳を持ち、どんな音も逃さない。占いの能力に優れている。

長くて三百年は生きると言われている。

森を好み、森の奥深くに里を持つ。

時代を経ていくごとに、人間による争いの絶えない世界によって人間を嫌っていき、仲間意識の非常に強い種族になっていった。

弓や魔術を得意とする。



魚人・人魚

寿命は短い。

長くて三十年ほどしか生きられない。

水の中でしか生活できず、長時間水の外にいると死んでしまう。

回復や補助の魔術を得意とする。



魔族と人間のハーフ

魔族ほどではないが、軽い魔術が使える。いつしか老いが止まり、不老となる。不死ではない。



エルフと人間のハーフ

エルフの半分の寿命だと言われる。(百五十年程)

耳は産まれる子それぞれで、普通の人間の耳であったり、エルフの長い耳であったりする。



魚人とエルフのハーフ

寿命は二百年程である。

エルフは占いの能力に優れ、魚人は海の中で歴史を見通す。その能力を受け継ぎ、未来のことが少し見えたりする。少しの魔術が使えるようになる。

判明者⇒レムズ